脳性麻痺、症状と原因
脳性まひは運動障害のなかでは最も話題になり、また多様な症状を示すものです。
そこで脳性まひ(以下CPと略記)の症状、原因、特徴、治療と予防について簡単に述ぺます。
CPの特微は、軽重にかかわらず身体の一局所でなくて全身にかかわっていることです。
たとえば発声・食事・睡眠などの日常生活のすべてにかかわりがあります。
それはトーヌスの異常にもとづくからなのです。
ことに幼いときほど全身の働きとの関係が密接です。
たとえば乳児は乳を吸うのに吸引運動がうまく行えるので栄養摂取ができるのですが、まずこの点で哺乳の困難がおこります。
たえず筋肉が緊張して熱量を消費するためにやせています。
哺乳の時期を過ぎても成人の食事がうまくとれないのでいつまでも流動食で、そのため消化管の刺激が少なくて便泌に傾きます。
体温調節がうまくできないので発熱します。
・・・このように考えただけでもCP児の保育の困難さは想像に難くないわけです。