脳性麻痺、症状と原因 2
ときによるとテンカンを合併します(ことに身体の左右どちらかに麻痺の偏る片側のまひのときに多くまた難治です)。
麻痺のタイプでいちばん多いのは強剛(固くなるもの)、痙直(弾力性のあるまひ)、アテトーゼ(手および手首の特徴のある不随意運動)、ヒヨレア(頸や四肢、胴体をくねらせるように動かす不随意運動)、失調(調子のとれない歩き方をする)などです。
しかしこれらの特微のある麻痺は、いずれも脳の運動中枢およびそれから末梢に至る経路ならびに身体の調子を整える自律神経中枢にかかわりがあります。
麻痺が進行することはないけれども、麻痺の根本にさかのぼって補修をすることはできません。
むしろ混乱した神経伝導路の道すじ、すなわち神経反射を調整することになるのです。
原因は出生を中心とした時期の脳の組織破壊(たとえば高度の未熟出生などもその原因のひとつになります)によるものです。
遺伝とはかかわりがないし、また出生後しばらくたった後の脳の病気の後遺症でもありません。
CPの乳児期は一般に身体が弱くて病気にかかりやすく、また病気になると重くなるので親の保育はたいへんです。