脳の機造
Bは旧脳すなわち発生的に旧い部分でおもに情緒に関係の深い場所です。
Cは脳幹といって生命の中枢です。
すなわち呼吸・発汗・血圧など生きていくのに最も関係の深い場所です。
Dは小脳であって、身体のバランスをとったり運動機能に重要な役割を持ちます。
たとえば鳥などは空を飛ぶという特性のためこの部分はきわめて良く発達しています。
Eは脊髄で、おもに反射機能に関係します。
このAからEまでを脳または中枢神経系といいますが(正確にはAからDまでを脳と一般に称します)、脳にきわめて近い関係のあるところがもうひとつ身体のなかにあります。
それがFであって、腎臓のうえに位置している小さな器官で、副腎です。
これは実は体内に迷いこんでいますが実は発生的には脳の一部です。
すなわち脳幹部を仲介にして大脳に連っているホルモン組織の脳下垂体と直接連絡しているのです。
いわば身体全体と脳とを結びつける連結器とでも言えるものであって、指先ぐらいの大きさなのにその働きとしては生命維持に直接関係ある重要な部分です。